このページでは、兵庫県豊岡市にある「城崎円山川温泉銀花」と「城崎温泉」の違いを解説します。
というのも城崎には2つの温泉地があるので、「城崎温泉に行こう」と思ったときにどちらに泊まろうか迷うひとも多いんですよね。この記事を読めば、どちらに泊まればいいかわかると思いますので、ぜひチェックしてください。
※補足:2017年までは円山川沿いに源泉かけ流しの「天然温泉 円山川温泉」があったみたいだが、2017年6月1日以降閉館となっている。そのため現在城崎には源泉かけ流しの温泉はない。
「城崎円山川温泉銀花」と「城崎温泉」の違い
次のポイントが「城崎円山川温泉銀花」と「城崎温泉」の違いです。

違いがわかれば、どちらに泊まればいいかがわかるはずです。
順に見ていきましょう。
立地・景色
城崎温泉とその中の宿は、JR城崎温泉駅の近くにあり、温泉街の街並みが見れる立地です。外湯を含む一帯の温泉街が「城崎温泉街」と呼ばれる地域です。


一方で城崎円山川温泉銀花は、JR城崎温泉駅からは少し離れた円上川沿いに立っています。部屋の窓からは、目の前を流れる円山川が眺められます。


※城崎円山川温泉銀花は少し駅から離れますが、送迎バスで数分~10分程度なのでアクセスは悪くない。
温泉
温泉名・ホテル名 | 特徴 |
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城崎温泉街 | 全室部屋内に風呂無 温泉街内の外湯がメイン 宿によっては大浴場や貸切風呂がある |
城崎円山川温泉銀花 | 全室部屋内にお風呂付ホテル内に大浴場、貸切風呂がある 部屋の風呂や大浴場から円山川が見れる |
いわゆる城崎温泉街の宿には、部屋内にお風呂はなく、外風呂(共同浴場)がメインです。一方で城崎円山川温泉銀花は、全部屋にお風呂がついていて、それとは別にホテル内にも大浴場と貸切風呂があります。






(左上)大浴場の内湯/(右上)大浴場の外湯/(左下・右下)貸切風呂
なお城崎円山川温泉銀花と城崎温泉街の外湯の泉質はつぎのとおりです。ほぼすべて加工温泉で、すべて源泉かけ流しではありません。
冒頭でお伝えしましたが、2017年までは円山川沿いに源泉かけ流しの「天然温泉 円山川温泉」がありましたが、2017年6月1日以降閉館となっています。そのため現在城崎エリアには源泉かけ流しの温泉はありません(記事執筆時点)。
泉質 | 城崎円山川温泉(加水・加温・循環ろ過) アルカリ性単純温泉(低張性、アルカリ性、低温泉) |
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温度 | 25.4度 |
PH値 | PH9.90 |
効能 | 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、 うちみ、慢性消化器病、痔疾、冷え性、 くじき、病後回復期、疲労回復、健康増進 |
泉質 | ナトリウム・カルシウム-塩化物・高温泉 |
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温度 | 42℃ |
効能 | 神経痛・筋肉痛・うちみ・ 慢性消化器病・痔病・疲労回復 他 |
宿泊料金
宿泊料金で比べると、城崎円山川温泉銀花の方がベースの宿泊料金が高いです。城崎温泉街内の旅館も高いところは当然高いのですが、安く抑えようと思えば、約2万円でも泊まれます。
食事・食べ歩き
朝食付きのプランにすれば、城崎円山川温泉銀花でも城崎温泉街の宿でも、カニやお刺身などのおいしい食事が食べられます。
ただし食べ歩きには、城崎温泉街の方がいいです。そもそも食べ歩きできるお店はJR城崎温泉駅の近くにしかないからです。銀花の場合は、食べ歩きするには送迎バスで城崎温泉街に行かないといけません。
おわりに 私は「城崎円山川温泉銀花」がおすすめ
今回のページでは、兵庫県豊岡市にある「城崎円山川温泉銀花」と「城崎温泉」の違いを解説しました。2つの温泉の違いが分かったのではないでしょうか。
違いを知ったうえで、私は円山川温泉と城崎温泉の両方が楽しめる「城崎円山川温泉銀花」がいいと思っています。なぜなら、チェックイン前やチェックイン後に、城崎温泉街の食べ歩きや外湯は十分楽しめるからです。一方で宿泊しないと城崎円山川温泉銀花の温泉には入れません。



どちらも楽しめる「城崎円山川温泉銀花」に泊まっている方が城崎好きには多いです。
ぜひ城崎での旅行を楽しんでくださいね。