JTBで旅行予約しようとすると「他社より高いのはなぜ?同じくらいのホテルや飛行機なのに、なんでJTBだと値段があがるの?」と思っていませんか?私も旅行したときにまったく同じことで悩んでいました。
アップルちゃん結論だけお伝えすると、JTBは安さよりも サポート体制や代行業務にコストをかけています!
そのため楽天トラベルやじゃらん、エアトリといった自分で予約するサイトに比べて、料金が高くなりやすいんです!
今回のページでは、JTBの料金が高い3つの理由を整理し、どんなひとにJTBが良いのかを丁寧に解説します。
JTBがただ高いだけなのか、それとも料金に見合う価値があるのかを判断できる内容になっていると思いますので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
【手数料かかる】JTBが高い3つの理由
JTBの料金が高い理由は次の3つです。店舗運営や人件費にかかるお金や代行業務の手間賃が上乗せされているんです。



JTB料金が高い理由がわかれば、あなたが納得してJTBを使うかどうかを判断できるはずです。順にチェックしていきましょう。
店舗運営や人件費にお金がかかっている
JTBが高い最大の理由は、全国の店舗運営やスタッフの人件費などのコストが料金に含まれているからです。
JTBは日本全国にたくさんの実店舗を持ち、旅行相談や見積もり、予約手続きまでをスタッフが丁寧に対応しています。この対面サービスをするためには、下記のような固定費がかかるんですよね。そのため、ネット予約が中心で固定費が少ない楽天トラベルやじゃらん、エアトリなどと比べると、どうしても料金が高くなりやすい構造があるわけです。
- 店舗の家賃
- スタッフ人件費
- パンフレット費用



「実店舗で海外旅行の相談してから予約する」「複数ホテルの提案をスタッフに出してもらう」といったサービスは、ウェブで完結する楽天トラベルやじゃらんでは受けられないJTBならではの価値!
その分が旅行の費用に上乗せされているわけです。
取扱手数料や発券手数料が上乗せされている
JTBの料金が高く見える2つ目の理由は、航空券や宿泊予約の際に発生する下記の手数料が料金に上乗せされているケースがあるからです。
- 取扱手数料
- 発券手数料
旅行会社をとおして予約する場合、JTBが航空会社やホテルとの間に入って、手配・予約・支払処理などの手続きを代行します。そのため、ウェブ上での直予約や予約サイト(楽天トラベル、じゃらん)からの予約では発生しない手数料が加算されるわけです。
また、座席の手配やプラン変更、発券業務などのJTBのスタッフが動く代行サービスにもお金がかかります。この代行サービスの分の人件費も、取扱手数料や発見手数料として上乗せされています。



手間のかかる作業を代行してくれている分、JTBは料金が高くなってしまうわけです・・。
※航空券についての余談ですが、2008年〜2009年頃までは、航空機の座席を埋めるのに旅行会社への依存度が高かったので、発券手数料を各航空会社(JAL、ANA等)が負担していました。ですが現在は、ネットでの旅行予約が主流になりつつあり、旅行会社に依存しなくてよくなったので、発券手数料を各航空会社が負担しなくなり、旅行会社が旅行客に発券手数料を請求するようになりました。
旅行トラブル時のサポート体制にコストがかかる
JTBは旅行前のサービスだけでなく、旅行中のパスポート紛失や事故等のトラブルが発生した場合のサポート体制もしっかりしています。トラブルが起きても、JTBのスタッフが日本語でサポートしてくれるんです。
※下👇は海外旅行中のサービス内容


JTBは安さではなく「代行業務とサポートの質」にコストをかけている
JTBが他社より料金が高いのは、料金ではなく「手続きの代行業務」や「旅行中のサポート」といった安心につながるサービスにコストをかけているからです。
- 店舗運営や店舗スタッフの人件費
- 航空券やホテルの手配代行業務
- 旅行トラブル時のサポート体制
個人ですべて手配しようとすると、自分で航空会社・ホテル・現地交通を調べたうえで比較して予約、さらに何かトラブルが起きたらすべて自力で対処しなければなりません。
一方JTBでは、事前の手配から旅行中のサポートまで、旅行の面倒な部分をまとめて任せられます。その分の人件費が旅行費用に含まれているので、結果として料金が高くなっているんです。
JTBは安さよりも「手軽さやサポート体制を重視するひと」にオススメ
JTBは安さよりも「旅行手続きの手間を減らしたい」「旅行中にトラブルがあったら誰かに相談したい」という方にオススメです。なぜかというと、JTBは料金の安さよりも、旅行全体のサポートに力を入れているからです。
- 店舗での相談
- 航空券予約やホテル手配
- 旅行中のトラブル相談・対応
航空券とホテルを比較したうえで、自分ですべて予約するのは慣れていないと意外と手間がかかります。さらに予約でミスしていたり、トラブルが起きた場合には、個人手配だと自分でどうにかしないといけません。
一方JTBなら、面倒な予約を代行してくれるうえに、トラブル時も窓口や電話で相談できます。そのため旅行にあまり慣れていなくても、安心して旅行に行けるんです(^^)



JTBは安さよりも、旅行の手間を減らしたうえで安心して旅行したいひとにオススメなんだと覚えておいてくださいね。
【旅行会社VS自分で予約】安さで選ぶなら自分で予約するのがオススメ
旅行料金の安さを最優先に考えるなら、JTBのような旅行会社を通すより、自分で航空券やホテルを予約する方が安く済むのでオススメです。自分で予約すれば、旅行会社でかかっている人件費や代行作業に対する手数料がかかりません。そのため同じ条件でも料金が安くできるんです。
たとえば同じフライトでも、自分で航空券を予約すれば、JTB経由で発生する1,100円の発券手数料は発生しません。しかも店舗に行く手間もかからず、オンラインで予約が完結できるので楽です!



お金を安く済ませたいなら、JTBではなく自分で予約するのが間違いない!
海外旅行の場合、自分で航空会社やフライト時間、経由地を選ぶ手間を楽しめるなら、JTBを選ぶ必要はありませんよ!
※とはいっても海外旅行でホテルや飛行機、保険等を別々のサイトで予約するのは面倒。そのため私は「エアトリ」を使っています。エアトリなら飛行機やホテルを一度にオンライン上で予約でき、手間が減らせるので気に入っているんですよね。手数料は多少かかりますが、ホテルと飛行機をセットで予約すれば、手数料以上の割引が受けられますよ(^^)
まとめ
今回のページでは、JTBの料金が高い3つの理由を整理したうえで、どんなひとにJTBがオススメかを解説しました。
JTBは料金の安さよりも、旅行全体のサポートに力を入れています。「旅行手続きの手間を減らしたい」「旅行中にトラブルがあったら誰かに相談したい」という方にJTBはオススメだとわかったのではないでしょうか。



一方でサポートはいらないから、できる限り安く予約したい方は、JTBで予約する必要はありません。自分で予約すればオッケーですよ!


