このページでは、なぜサウナハットが一部施設で禁止されているのか、を解説します。
というのも先日、サウナハットが一部施設で禁止されていることを知ったんですよね。あなたは知ってましたか??恥ずかしい話、私は全く知りませんでした。
そこで気になったのは「ドーミーインはサウナハット使えるよね?」ということ。今まで知らず知らずのうちにルール違反してしまっていなかったが心配になりました(苦笑)

結論からいえば、ドーミーインではサウナハットは禁止していませんでした。
とはいえ全国的にみれば、一定数サウナハットの利用を禁止しているサウナ施設があるので、ぜひ記事をチェックして、知らないうちにルール違反しないようにしてくださいね。
サウナハットは一部施設で禁止されている
いつもしきじをご利用下さりありがとうございます😊
— 笹野美紀恵 (@MikieSasano) July 1, 2020
誠に勝手ながら当館は施設のサイズ・お水のクオリティを担保する上でサウナハットは禁止とさせて頂きます💦
【フェルト素材が色々と天然水とある為に】
しきじタオルを頭に巻いて入るなどしてご理解いただけますようよろしくお願いします。 pic.twitter.com/aksGwf1SMB
上のツイートは静岡にある「サウナしきじ」の笹野美紀恵さん(@MikieSasano)のツイートです。サウナしきじでは、このツイートのとおり、水のクオリティを担保する目的で、サウナハットが禁止されています。
調べたところ、以下のサウナ施設でサウナハットが使用禁止となっていました。全体から見れば一部ではありますが、特に水にこだわりを持っているサウナ施設で禁止されているようです。
- 駿河健康ランド(静岡県)
- サウナしきじ(静岡県)
※ただし安心してほしいのは、ドーミーインやアパホテル等のビジネスホテルでサウナハットを禁止している施設はありませんでした。ドミ活は今まで通り、サウナハットを着けながら楽しめますよ(*´ω`)



正直「サウナハットがダメ??なんで!?」ともはじめは思いましたが、禁止している施設にはちゃんとした理由がありました。
なぜサウナハットは禁止されているのか
サウナハットの使用を禁止している主な理由はつぎのとおりです。



内容を見ればある程度は納得できるものばかり。
順にみていきましょう。
衛生上良くないため
もっとも大きな理由は「衛生面の問題」です。というのも、ウール素材のサウナハットだと、使っているうちに毛落ちしてしまうのですが、これが水風呂に入ると、ふわっと浮いてしまうんですよね。
水にこだわっているサウナしきじのようなサウナ施設からすると、これはかなり大きな問題。だからこそ、水風呂に力を入れている施設ほど、サウナハットを禁止しているのだと思います。
またおろしたてのウール素材のサウナハットは、独特なにおいがします。素材のにおいなのでしょうがない部分なのですが、実は100度を超えるような高温サウナに入ると、その素材が変質してにおいがさらに強くなって、焦げたようなにおいが漂うことも・・。



水風呂への毛落ちやにおいの観点からサウナハットを禁止している施設もあるわけですね・・。
設備への影響があるため
サウナハットの「抜け毛」や「繊維くず」が原因で、排水口やフィルターが詰まるのもサウナハットが禁止される原因のひとつです。
特にウールや厚手のフェルト素材は、目に見えにくい繊維が落ちやすく、設備のトラブルの原因になることもしばしばあるらしく、サウナ施設にとっては大きな問題になるので、サウナハットが禁止になっているんです。
盗難防止のため
そして、サウナハットが禁止されるもうひとつの理由が「サウナハットの盗難防止」です。悲しいことに、サウナブームとともにサウナハットの人気も高まったので、なかには高額で転売できるブランド品もあります。このような背景から、他人のサウナハットを盗んでメルカリなどで売るという被害が実際に起きるようになってしまいました・・(>_<)
サウナハット盗難にあっちゃいましたので、皆様もお気をつけてくださいませ🙇♀️引っ掛けたままにしない様に😭
— ちゃちゃ (@cha_cha_s2_) November 4, 2022
今までありがとうラッコハット🙏
次はちゃんとキーホルダージャラつかせ、サウナ界のパリピになる🕺🪩笑 pic.twitter.com/efz5Ngr3F7
朝イチから岐阜の某温浴施設でセルフロウリュを楽しんでいたら、出る頃にサウナハットが盗まれてることに気づきました😞
— 🐭 (@nezumi_in_sauna) August 13, 2021
これで2回目のサウナハット盗難被害…浴室内でも常に肌身離さず持ち歩くしか対策ないのかな😢 pic.twitter.com/aS5eFTQ3Nn
もちろん、サウナ施設側としても利用者が安心してサウナを楽しめる空間を守りたい。でも、個人の持ち物が盗まれてしまった場合、お店側が責任を取るのは難しいのが現実です。だからこそ、トラブルを未然に防ぐために「サウナハットNG」としている施設もあるわけです。
サウナハットしても使えるタオルなら使用できる
サウナハットが禁止となると「代わりに何を使えばいいの?」と思いますよね。多くのサウナ施設では、バスタオルやフェイスタオルを頭に巻くスタイルはOKです。タオルをゆるく巻くだけでも、熱から頭や耳を守ってくれるので、のぼせ予防として、ひとまずタオルを頭に巻くスタイルがいいかとおもいます!
ちなみに私はサウナハットの代わりに、最近じわじわユーザーが増えている「サウナハットタオル」を愛用しています。


見た目はシンプルなのに、タオルとサウナハットが兼用になった商品で、耳や口も覆ってくれるので断熱性も抜群。そして、なによりサウナでの持ち物も減るので、重宝しているんです。



サウナハットタオルは、見た目や素材は厚手のタオルそのもの(^^)
サウナハットが使えない施設でも、これなら使えると思いますよ!
※尚、サウナによっては専用のサウナタオルしか使えない場所もあるので施設毎に確認する必要があるので注意してください。


まとめ
このページでは、なぜサウナハットが一部施設で禁止されているのかを解説しました。主な理由はつぎのとおりです。
- 衛生上良くないため
- 設備への影響があるため
- 盗難防止のため
少し残念な気持ちもありますが、施設側からすればしょうがないものばかりです。サウナハットが禁止の施設ではルールを守って楽しんでくださいね。サウナハットの代わりにタオルやサウナハットタオルを使うのもありですよ!